抗癌剤の副作用でハゲてしまう前に読んでおくコラム

抜毛

抗癌剤の副作用でハゲてしまう前に読んでおくコラム

抗癌剤治療をしなければいけなくなった時、この治療をしていく中で女性が一番気になるのは副作用による抜け毛ではないでしょうか?抗癌剤の副作用で頭がツルツルになり、パニックに陥る前にこのコラムを読んでおいてください。

抗癌剤の役割

抗癌剤は癌細胞が増えるのを抑制し、成長を遅らせたり転移・再発を防いだりする役割を担っています。
抗癌剤を使用することで、より広範囲の治療効果が見込められます。抗癌剤のみの治療はもちろん、放射線治療など他の医療と組み合わせて治療することもあります。
化学物質によって癌細胞の増殖を抑えて、この細胞を破壊する治療は「化学療法」と呼ばれます。

抗癌剤による脱毛の過程

抗癌剤治療の開始から治療終了までの過程になります。

投与開始

抗癌剤を投与し始めてから2週間前後、変化はありませんが前兆として頭皮がヒリヒリすることがあります。

投与開始からおよそ10日~

薬の種類・量・体質によって個人差がありますが、初回の投与から20日前後に脱毛し始め、約45日でほとんど髪は抜けて、それから約90日後には残りの髪も抜けます。

投与終了

抗癌剤の治療が終わり、90日程で発毛しますがクセ毛・白髪になることがあります。

抗癌剤の副作用

抗癌剤による脱毛は一時的なもので、心配し過ぎる必要はないと言えます。
抗癌剤を使った化学療法は、毛髪を生成する働きを阻害します。抗癌剤治療は全身の治療となるため、頭皮だけでなく全身の体毛に影響を及ぼします。一般的に、治療を始めてから約3週間後には脱毛が始まります。治療が終わり、約2ヶ月で毛髪が再生し、それから6ヶ月程でほぼ回復するとされています。必ずしも脱毛するという訳ではありませんが、毛髪への影響は高いようです。

また、抗癌剤による副作用を避ける方法は存在しておらず、特に女性にとって辛いことでしょう。少しでも前向きになるべく、抗癌剤治療を始める前にしていただきたいことがあります。

抗癌剤を飲み始める前に

前述のとおり、全ての人に副作用が起こる訳ではなく、治療の組み合わせやそれぞれ患者さんの身体状況によって異なります。副作用によって起こるかもしれない脱毛を見越して、これからご紹介する2つのポイントをご確認ください。

髪を短くする

ショートヘアにすることで、洗髪時の抜け毛が減って精神的ダメージを減らすことができます。

医療用ウィッグを用意する

オーダーメイドの場合、納期が2ヶ月程掛かるので余裕を持って注文することが大事です。
各メーカーのカタログを取り寄せたり、店舗に足を運んで試着したりしましょう。
注意していただきたいのが、ウィッグのサイズです。どのように脱毛するのか想定するのが難しいので、ワンサイズ小さいものを選んでください。毛髪の状況によって調節できるウィッグを選択すると安心できます。
また、型取りの際これから脱毛する旨を伝えると、より快適に使用できるよう提案してくれるでしょう。

脱毛中の頭皮ケア

脱毛中の頭皮は過敏になっているため、刺激の少ないションプーを使ってやさしく洗い流してください。トリートメントなどは毛髪のために使用するものなので、使う必要はありません。ちなみに、ドライヤーを使用する場合、これも頭皮への刺激となるため控えるのが無難ですが、どうしてもドライヤーをかけたい時は冷風モードにしましょう。

また、毛髪だけでなく眉毛や睫毛も抜けることがあるので、アイブロウや付け睫毛があると良いです。脱毛してしまった時のことを考慮して、描いたり付けたりする練習をしておくのをおすすめします。

おわりに

頭皮が寂しくなるのは一時的なもので、しばらくすれば毛髪は元通りになります。

近年、抗癌剤は進歩し、副作用の症状が緩和しているといわれています。それでも、脱毛してしまった時のダメージを想定して、ウィッグを用意しておけば万が一の時に慌てなくて済みます。

参考URL

厚生労働省

Related Posts